Framer XやPrincipleといったすばらいいツールもありますが、なかなかデファクトスタンダードにはなっていない印象です。
そこで、アニメーション制作に関して、特に映像分野ですでに地位を獲得している、AfterEffects(以下AE)を使ったアニメーションの書き出し方法を説明します。
なぜAEがいいのか、以下の理由があげられます。
さらに、Bodymovinというプラグインを使うと、デザイナーが作ったものを二次加工や書き写ししなくても、そのままWebやアプリで使えることができます。
hernanさんが制作された、AEのアニメーションを解析し、Webで読み込み可能なJSONファイルとして出力するAEプラグインです。
宿泊予約サイトAirbnbが公開しているLottieという、ネイティブアプリやWebで書き出せる方法の中で使われています。
余談ですが、Airbnbのデザインチームが以下にすばらしいかは、https://airbnb.design/で見ることができます。
また、GoogleのデザインチームもBodymovinを利用しているようです。Mediumの記事にアプリで使用している形跡がありますし、実際にブラウザ上のコードの中身をみるとBodymovinの文字がありました。
これだけでも使う価値がありますね。特に企業ユースで。
AEのプラグインをインストールするためZXP Installerをインストールします。公式サイトからダウンロードしましょう。
homebrewをインストールしている人は以下のコマンドでインストールできます。
brew cask install zxpinstaller
v*.*.*
の箇所をクリックし、Source code(zip)をダウンロードしましょう。AEのすべての機能が使えるわけではありません。
公式サイトを確認して、対応している機能のみを使ってアニメーションを作りましょう。
AEの使い方は長くなるので割愛します。
このようなデザインツールのリソースの勉強にはYoutubeをおすすめします
ae bodymovin
などで検索するとたくさんでてきますね。
例えばDesignCourseさんはアイコンアニメーションを作り、Bodymovinで書き出す方法を紹介されています。
https://www.youtube.com/watch?v=2Tm8ijJsuMc
完成したらフロントエンドエンジニアに、Webの実装方法のURLとAEファイルか書き出したファイルを渡しましょう。
参考です。powermojoさんが動画で書き出し方法を説明されています。
https://www.youtube.com/watch?v=5XMUJdjI0L8
Lottieのサイトをみると、見ていて楽しい魅力的なアニメーションがたくさんありますね。
フロントエンドエンジニアとしても、このようなアニメーションを実装するのは楽しいはずです。
今回はAdobeのAEを使った手法を紹介しましたが、
後日、Framer XやPrincipleなどの他のツールを使ったアニメーション構築方法も記事にしたいと思います。
Happy Designing Animation!