私、エムロート(Mwrote)は多摩美術大学のプロダクトデザイン学科でデザインを学び、その後GUI(グラフィックユーザーインターフェース)デザイン会社で数多くのデザインを経験しました。
現在は、物創りのより深いところを探ろうと、フロントエンドエンジニアとして、デジタルなモノを作り続けています。
そんな日々の中で思うことや、便利だなと思ったツールをこのブログで紹介していきたいと思います。
このブログのタイトルであるバウハウシィファイは、かつてドイツに存在した、バウハウスという美術学校を語源にしています。100年以上前となる
1919年に設立され14年間しか活動しなかったのですが、後のデザイン史にとても大きな影響を与えています。
その建物に、当時の思想は色濃く残されています。
1919年以前に主流となっていた重厚で装飾的な歴史主義建築を否定し、素材の特性を活かした合理的でモダンな建築を提案しました。
外見はグレートーンで構成されており、入口となる扉にのみ赤などの色鮮やかな色が施されています。
各フロアーの天井は一階一階に異なる色で塗りつぶされており、そのフロアー内の色はすべて統一されています。今どこの階にいるのかとても明白です。
照明器具の配線器具は一切隠されており、構造上必要なものだけが表に現れています。必要最低限の構造が、とても美しいです。
時代は移り、バウハウス時代にはない道具、インターネットが普及しました。
スマートフォンやパソコンなどのデバイスを通して、デジタルなデザインの歴史が誕生しています。
もし、バウハウス時代の先人たちが現代にいたら、一体どんなモノを生み出しているでしょうか。
そんなことを頭の片隅に置きながら、現代のモノづくりを見直すという考えをバウハウシィファイと名付けました。